肌の調子が気になる朝こそ、体にやさしいスープでゆっくりと1日を始めてみませんか?
私たち日韓夫婦は、50代の体に合った“スープ中心の朝ごはん”を、毎朝の小さな習慣として続けています。
体にも心にもやさしい。
そんな朝の食卓が、私たちの暮らしを少しずつ整えてくれました。
朝ごはんを見直して、肌も気持ちも整いやすくなった
年齢を重ねると、朝に空腹を感じづらくなったり、食後に重たさを感じたりしがちです。
以前は「朝はコーヒーだけ」という日もありましたが、そんな日は決まって肌がカサついたり、気分が落ち込みやすかったのを覚えています。
そこで取り入れ始めたのが、温かくて消化のよいスープを中心とした朝ごはん。
韓国では「朝は汁物で体を整える」という文化があり、
日韓夫婦のわが家では自然とその習慣がなじんできました。
私たちが続けている“スープ朝食”の工夫
ここからは、私たちが普段の朝に取り入れている、肌と心にやさしいスープ朝食をご紹介します。
韓国風わかめスープ+納豆ごはん+キムチ少し
ミネラルたっぷりのわかめスープは、肌の調子を整えるのにぴったり。
日本の味噌汁よりもさらっとしていて、朝でも飲みやすいのが特徴です。
納豆ごはんにキムチを少し添えるだけでも、腸内環境と肌の調子が整いやすくなる気がしています。
じゃがいもと豆もやしの味噌スープ+玄米トースト+ヨーグルト
ホクホクしたじゃがいもとシャキッとした豆もやしの組み合わせが、朝にぴったり。
発酵パワーのある味噌で体も温まり、内側から整う感覚があります。
パン派の夫には玄米入りの食パンをトーストで、
プレーンヨーグルトに季節の果物やナッツをのせるのが定番です。
玄米粥風玉ねぎスープ+ナムル副菜+ゆで卵
玉ねぎをじっくり煮込んで、玄米を加えた粥風スープは、ほんのり甘くて体にやさしい味。
体調がすぐれない朝や、食欲がない日にもおすすめです。
副菜のナムルとゆで卵を添えれば、バランスのよい一皿になります。
乾燥タラの塩味スープ+雑穀ご飯+きゅうりの浅漬け
韓国で定番の“干しタラスープ(북어국)”は、あっさりしていて消化にもやさしい一品。
塩味ベースで、朝の体にすっと入っていきます。
雑穀ごはんときゅうりの浅漬けを添えるだけで、和と韓が混ざった朝ごはんになります。
忙しい朝でも続けられる工夫
スープは前日の夜に多めに作っておくか、小分け冷凍しておくのがおすすめです。
朝は温めるだけにすると、慌ただしい日でも“ちゃんと食べた感”が得られます。
まとめ|あたたかい朝食が、肌も気持ちも整えてくれる
朝にあたたかいスープを飲むことは、肌を内側から整えるだけでなく、心にも余白をつくってくれる──
私たちはこの習慣を続けて、そう実感するようになりました。
50代からの朝ごはんは、「食べなきゃ」ではなく、「心地よく始めるための習慣」。
無理なく、やさしく。
そんなスープ朝食が、わが家の健康美を支えています。
次回は、「50代夫婦の“ちょっといい日”のつくり方|思いやりの習慣」をご紹介します。
毎日の暮らしの中で、“今日はいい日だったな”と思えるような、私たち夫婦のささやかな工夫をお届けします。
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