外からのケアだけでは、肌も髪も変わらない
50代を迎えた今、私たち夫婦ははっきりと感じています。
外からのスキンケアやトリートメントだけでは、肌や髪は本当に整わない。
若いころなら、化粧品を変えるだけで肌の調子が上がったり、ヘアケア商品を使うだけで髪にツヤが出たりしていました。
でも、年齢を重ねると、ターンオーバー(肌の再生周期)が遅くなり、栄養の吸収効率も低下していきます。
どれだけ良いものを「塗っても」、体の中が整っていなければ、肌も髪も元気にはなれない。
そのことに、50代になって本当に気づかされました。
そんなときに改めて参考になったのが、韓国出身の妻が日常的に実践している“中から整える”習慣だったのです。
私たちが取り入れた“中から整える”美容習慣
① 腸内環境を整える食習慣
妻の食卓には、いつも発酵食品や野菜が自然に並びます。
- テンジャンチゲ(韓国味噌のスープ)
- キムチや酢漬けの野菜
- 食物繊維がたっぷり摂れる雑穀米
これらはすべて、腸内環境を整えることを自然にサポートしてくれる食材たち。
毎日の食事で腸を元気にしていくと、肌の透明感や、体の軽さが全然違ってくるのを感じました。
② 小食の習慣を意識する
食べすぎると、内臓は休む暇もなく働き続けることになります。
私自身、つい満腹になるまで食べるクセがありましたが、今は「腹八分目」で抑えることを意識するようにしています。
食べすぎないことで、胃腸への負担が減り、消化・吸収がスムーズになった感覚があります。
その結果、肌の吹き出物や、朝の体の重さもかなり改善されました。
③ 腸に良いサプリメント(整腸剤)を取り入れる
食事だけではカバーしきれない部分は、サプリメントに頼るのもありだと思っています。
私たちは、乳酸菌やビフィズス菌を含む整腸剤を毎日摂取。
腸内細菌を育てることで、より安定した腸環境をサポートし、体調の波が少なくなってきた実感があります。
無理なく、手軽に「中から整える」ことができる心強いアイテムです。
④ ビタミンCを意識して摂る
韓国では、ビタミンCドリンクやサプリメントが日常的に浸透しています。
その影響もあり、私もビタミンCの摂取を意識するようになりました。
- 毎朝、みかんやキウイなどのフルーツを食べる
- 必要に応じてビタミンCのサプリをプラスする
これを続けるうちに、肌のハリ感や、髪のツヤが明らかに変わってきたのを実感しています。
「体の中から整えるって、こういうことなんだな」と、肌で感じるようになりました。
まとめ|50代こそ、“中から整える”美容習慣を
特別な美容法ではありません。
毎日の食べ方、腸を大切にする意識、必要な栄養を補うこと。
体の中を整えることが、自然と肌や髪に現れてくる。
50代の今、改めてそんな当たり前の大切さを実感しています。
これからも無理なく、日常のなかで“中から整える”美容習慣を続けていきたいと思います。
次回は、「体調がつらい日に、夫婦でどう支え合っているか」について、わが家の日常的な工夫をご紹介します。
コメント