「今日はどうしても体が動かない……」
50代ともなると、気力だけで乗り切れない日が確実に増えてきます。
そんな時、以前の私は自分を責めてばかりいました。
しかし、韓国人の妻のある言葉ときっかけに、その考え方は大きく変わりました。
今回は、私たち夫婦が大切にしている「やる気が出ない日の向き合い方」と、私が実践している小さな回復法をご紹介します。
「あなた自身のために休んで」妻が涙ながらに訴えた日

若い頃と同じ感覚で仕事を詰め込み、精神的にも肉体的にもヘトヘトになっていたある日のことです。
「お願いだから、休んで」
妻が突然、涙を流しながら私にそう訴えてきました。ただ「休んで」と言うだけでなく、彼女はこう続けました。
「あなた自身のために、ちゃんと休んでほしいの」
私はそれまで、「家族のために」「仕事のために」と、自分を犠牲にして走り続けることが正解だと思い込んでいました。
自分一人だと、どうしてもブレーキがかけられず、限界を超えて頑張りすぎてしまうのです。
そんな私を見て、妻は心配でたまらなかったのでしょう。
「無理をしすぎることは、結果として二人の時間を奪うことになる」と気づかされました。
もちろん、調子に乗って休みすぎると「ちょっと、ゴロゴロしすぎじゃない?」と妻から不満が飛んでくることもあります(笑)。
しかし、この出来事以来、私たち夫婦の間には「互いに無理をしすぎないよう見守る」という新しいルールが生まれました。
休むことはサボることではなく、「これからも長く一緒に歩んでいくための充電」なのです。
50代の私が実践する「3つの小さな回復スイッチ」

「今日はダメだ」と認めたあと、私が実践している回復法があります。
決して大げさなことではありませんが、驚くほど効果的な3つの習慣です。
1. とりあえずシャワーを浴びる
体が重い時は、心も澱んでいることが多いもの。
そんな時は、何も考えずに熱めのシャワーを浴びます。
汗や皮脂と共に、まとわりついた「停滞感」を洗い流すイメージです。着替えてサッパリするだけで、気持ちのスイッチが半分くらい入ります。
2. 「短時間だけ」散歩に出る
「運動しなきゃ」と身構えると続きませんが、「5分だけ外の空気を吸いに行く」くらいの気持ちで家を出ます。
目的もなく少し歩くだけで、血流が良くなり、塞ぎ込んでいた視界がパッと開ける感覚があります。
3. 本気のラジオ体操
意外と侮れないのがラジオ体操です。
YouTubeなどで動画を流しながら、子供の頃より真剣に、指先まで意識して体を動かしてみます。
たった8分ほどですが、全身の筋肉がほぐれ、脳に酸素が巡るのがわかります。
まとめ:自分の機嫌は、自分で整えられる

やる気が出ない日に自分を責めるのは、もう終わりにしました。
妻の言葉通り、自分のために休むことは、巡り巡って家族の幸せにもつながります。
皆さんも、もし「今日はしんどいな」と感じたら、まずは自分自身に「お疲れ様」と言ってあげてください。
そして、シャワーを浴びたり、少し歩いたりして、体から心を整えてみてはいかがでしょうか。

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