なんとなく気持ちが重い日、ありませんか?
50代に入り、体調だけでなく、気持ちの浮き沈みも感じやすくなった私たち夫婦。
とくに更年期の影響もあってか、「なんとなく元気が出ない」「理由はないけど落ち込む」そんな日が増えてきました。
でも、無理に「元気にならなきゃ」と頑張るのではなくて、気持ちが沈んだときには“ちょっとだけ気分が軽くなること”をしてみるようにしています。
今回は、私たち夫婦が実際にやっている“ささやかな気分転換の工夫”をご紹介します。
① 夫婦でお互いにマッサージする
「疲れてる?ちょっと肩もんであげるよ」
そんな一言で始まる、お互いをいたわる時間。
本格的なマッサージじゃなくても、手のひらや肩を軽くもみ合うだけで、気持ちがふっと和らぎます。
会話がなくても、手を通して「大丈夫だよ」「一緒にいるよ」と伝わるような感覚が心地よくて、私たちにとって大事な習慣のひとつです。
② 少し遠くの公園まで散歩して、空を見上げる
天気のいい日は、少しだけ足を伸ばして、高台にある気持ちのいい公園まで散歩することがあります。
自然の中に入ると、風や光、鳥の声や草のにおいが、五感にやさしく届いてきて、呼吸が深くなっていきます。
とくにその公園では空が大きく見えて、ふたりで並んで空を見上げながら歩くと、「あ、なんか大丈夫かも」と気持ちがゆるむんです。
深呼吸するだけで、思っているより心と体が整うことを実感しています。
③ ちょっといいお茶を選んで、一緒に飲む
忙しい日でも、お茶の時間はできるだけ丁寧に過ごすようにしています。
その日の気分に合わせて、少し香りのよいものや、妻の好きな韓国の漢方茶を選んだり。
テレビやスマホは一度置いて、ただお茶を入れて、一緒に座るだけ。
深呼吸しながら…とまではいかなくても、「あ、ほっとしたね」と自然に笑顔になれる、そんな時間です。
まとめ|気分が沈む日も、“ゆっくり整える”時間を大切に
落ち込んだり、イライラしたり、不安になったり。
気分が不安定な日は、誰にでもあると思います。
でも、私たちはそういう日こそ、「整えること」に時間を使おうと意識しています。
マッサージ、お茶、散歩。どれもささいだけど、心がすこしずつ前向きになる。
そんな時間を、これからも夫婦で大切にしていきたいと思います。
次回は、「いつも隣にいるのに、ちゃんと見ていなかったかも」と気づいた私たち夫婦が、改めてお互いに目を向けるようになった“小さな習慣”についてご紹介します。50代夫婦の距離感がやさしく近づく、気づきの時間のつくり方とは?
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