50代に差し掛かると、以前よりも疲れが抜けにくくなったと感じることが増えてきました。そこで、私たち日韓夫婦は、韓国の発酵食品を日常の食事に取り入れることで、体調の改善を図っています。
発酵食品には、腸内環境を整え、免疫力を高める効果があるとされています。
わが家が実践している“韓国風発酵食品”の取り入れ方
キムチは「箸休め」より「主役」に近い存在
キムチは、韓国料理の代表的な発酵食品で、乳酸菌やビタミン、食物繊維が豊富に含まれています。これらの成分は、腸内環境を整え、免疫力を高める効果が期待されます。
私たちの食卓では、キムチを単なる副菜ではなく、主菜の一部として積極的に取り入れています。例えば、キムチを使った炒め物や鍋料理など、さまざまな料理に活用しています。
テンジャン(味噌)スープで胃腸から整える
テンジャンは、韓国の伝統的な発酵大豆ペーストで、日本の味噌に似ていますが、より濃厚な風味が特徴です。テンジャンを使ったスープは、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善する効果があるとされています。
私たちは、テンジャンを使ったスープを定期的に食事に取り入れ、胃腸の調子を整えています。具材には、野菜や豆腐、きのこ類などを加え、栄養バランスの良い一品に仕上げています。
ごはん+ナムルで発酵と食物繊維を一緒に摂る
ナムルは、野菜を茹でて調味料で和えた韓国の副菜で、食物繊維やビタミンが豊富に含まれています。特に、緑黄色野菜を使ったナムルは、抗酸化作用があり、老化防止や美肌効果が期待されます。
私たちは、ごはんとナムルを組み合わせて食べることで、発酵食品と食物繊維を同時に摂取し、腸内環境の改善を図っています。
朝のヨーグルト+はちみつで日韓のいいとこどり
ヨーグルトには乳酸菌が含まれており、腸内の善玉菌を増やす効果があります。はちみつにはオリゴ糖が含まれており、善玉菌のエサとなり、腸内環境の改善をサポートします。
私たちは、朝食にヨーグルトとはちみつを組み合わせて食べることで、腸内環境を整え、1日のスタートを快適にしています。
発酵食品を“続けられる味”にする工夫
「辛すぎる・酸っぱすぎる」を避けてマイルドに
発酵食品の中には、辛味や酸味が強いものもあります。私たちは、これらの味をマイルドに調整することで、毎日続けやすい食事にしています。例えば、キムチの辛さを控えめにしたり、テンジャンスープの塩分を調整したりしています。
日本の発酵食品との“組み合わせ力”を活かす
日本の発酵食品である納豆や味噌、ぬか漬けなどを、韓国の発酵食品と組み合わせることで、より多様な味わいを楽しんでいます。例えば、納豆とキムチを混ぜてごはんにのせたり、味噌とテンジャンをブレンドしてスープを作ったりしています。
「疲れてる日こそ簡単にできる形」で常備化
忙しい日や疲れている日でも、発酵食品を手軽に摂取できるよう、常備菜としてキムチやナムルを冷蔵庫にストックしています。また、ヨーグルトとはちみつも常に用意しておき、朝食や間食にすぐに食べられるようにしています。
まとめ|体にやさしく、回復力を高める小さな食習慣
韓国の発酵食品を日常の食事に取り入れることで、腸内環境を整え、免疫力を高め、疲れにくい体づくりを目指しています。無理なく続けられるよう、味の調整や日本の発酵食品との組み合わせを工夫し、日々の食生活に取り入れています。
次回は、「季節の変わり目に負けない肌づくり|私たちのやさしい習慣」をご紹介します。肌トラブルが増える季節の変わり目に、私たちが実践しているスキンケアや食生活の工夫をお届けします。お楽しみに!
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