春から夏、秋から冬へ——季節の変わり目になると、肌の調子がなんだか不安定になる。 そんなふうに感じたことはありませんか?
50代になってから、私たち夫婦も「急に乾燥がひどくなった」「冬でないのに唇があれる」 そんなゆらぎ肌に悩むことが増えてきました。
今回は、そんな季節のゆらぎに負けないために、わが家で実践している“やさしい肌習慣”をご紹介します。
季節の変わり目は、肌もこころもゆらぎやすい
「乾燥・かゆみ・吹き出物」…肌が落ち着かなくなる時期
季節が変わるタイミングは、気温や湿度が大きく変動します。 すると、肌がついていけず、乾燥したり、急に荒れたり——。 私たちの肌も、空気の変化にちゃんと反応していたんだなと実感します。
「年齢のせいかな」とあきらめかけたときの気づき
肌トラブルが続くと、「もう年だからしょうがない」と思ってしまうこともありました。 でもある日、「ほんの少しのケアの見直し」で変わった実感がありました。 年齢のせいにする前に、「肌の声を聞いてあげる時間」をもつことが、何より大事だと気づきました。
「肌も気持ちも整える」やさしいケアに切り替えた理由
無理な対策や高価なスキンケアではなく、 “気持ちがやさしくなれるケア”が、結局一番肌に合っているとわかりました。 肌がゆらいでいる時期だからこそ、丁寧に、優しく、過ごし方ごと整える。 そんな発想が、私たちの肌と心を守ってくれるようになりました。
わが家が続けている“ゆらぎ肌対策”の具体習慣
朝の白湯+レモンで内側からリセット
朝いちばんに飲む一杯の白湯。 そこにレモンをひと絞りするだけで、体の内側からすっきりと目覚めます。 ビタミンCも自然に補給でき、胃腸もやさしく起きてくれる感じ。 肌荒れが気になる時期ほど、白湯+レモンの効果を実感しています。
枕カバー・タオルをガーゼやシルク素材に見直す
毎晩の睡眠中、肌に長時間ふれるもの——それが枕カバーとフェイスタオル。 わが家ではこれを「肌にやさしい素材」に見直しました。 ガーゼやシルクは摩擦が少なく、乾燥や赤みが出やすい時期の肌をそっと守ってくれます。 肌トラブルが出やすい夫のほうが、むしろ効果を感じて「これいいね」と驚いていました。
「肌が荒れる前提」で、やさしいケアセットを常備
季節の変わり目は、「荒れてから対処する」より「荒れるかもに備える」くらいがちょうどいい。 私たちは、肌が敏感になる時期用の保湿ミストや低刺激クリームを、洗面台に常備しています。 調子の悪い日でも、「これを使えば大丈夫」という“安心感”があるだけで、肌へのストレスも減る気がします。
夫婦で「肌チェックの日」を決めて意識を共有
週末など、ゆっくり過ごせるタイミングで「最近、肌どう?」と声をかけ合う習慣を始めました。 お互いの変化に気づけるし、「ちょっとカサついてるね」なんて会話が生まれるだけでも、 肌に意識を向けるきっかけになります。
男の私は、女性の肌が繊細で敏感なことを忘れがちですが、会話で教えてもらっています。
思いやりの言葉と気づきが、肌だけじゃなく、関係もやさしくしてくれる気がしています。
「内と外」から整える肌習慣、季節ごとの切り替えがカギ
洗顔・保湿・UV対策は“季節に応じて調整”が合っている
洗顔料や化粧水、保湿の仕方、日焼け止めの使い方も、「一年中同じ」ではなく、「季節に合わせて少しずつ変える」ようにしています。
たとえば、春は花粉対応の低刺激タイプ、秋冬は高保湿タイプに。 肌の状態に合わせて微調整することで、“ゆらぎ”が起きにくくなりました。
肌にいい食材(豆腐、ナッツ、海藻など)を“気楽に”続ける
「肌にいい食材」はいろいろありますが、私たちが意識しているのは「続けやすいこと」。 豆腐やわかめの味噌汁、ナッツをおやつ代わりに。 一品だけでも、“肌のための一口”があるだけで、なんだか気持ちも整います。
「肌荒れ=不調のサイン」と受け止めて、無理しない
肌が荒れていると、「ちゃんとケアしなきゃ」と思いがちですが、 私たちは「肌からのサイン」と受け取るようにしています。 睡眠不足?ストレス?食べすぎ?—— 原因を探りながら、自分を責めず、ちょっと休む。 それが一番の回復ケアだと気づきました。
まとめ|肌にやさしい日々が、季節の変化に強くなる
季節が変わるたびに、私たちの肌も変わる。 でも、その変化にちゃんと目を向けて、やさしく整えてあげることで、肌も心もきっとラクになっていく。
特別なことはしていません。 けれど、気づいて、整えて、続ける。 それが、わが家の“ゆらがないための肌習慣”です。
次回は、「お腹まわり対策!50代からの“夜食の見直し術”」をご紹介します。 つい食べてしまいがちな夜の一口。太りやすくなる50代でも、安心して楽しめる“ゆるルール”をお届けします。
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